「なんで?」を繰り返しても変わらなかった話|ジャーナリングの落とし穴

こんにちは、こぼねあみです。
北海道で2人の子どもを育てながら、「書くこと」を通じて自分と向き合うサポートをしています。

私は高校生の頃から、25年間ノートに気持ちを書き続けてきました。
いわゆる「ジャーナリング」です。

書くことは、ずっと私の味方でした。
それなのに、25年書き続けても、どこか満たされない。
書いても書いても、すっきりしない日々でした。

今日は、その理由に気づいたきっかけをお話しします。

「なんで?なんで?」だけでは、すっきりしなかった

すっきりしなかったときの私は、ノートに向かって「なんで?」「なんで?」と繰り返し、過去のことをただ深掘り、自分にダメ出しをしていました。

あの時、なんであんなことを言われたんだろう。
なんで、あんなに傷ついたんだろう。
なんで、私はいつもこうなんだろう。

過去を掘れば掘るほど、原因はわかった気になります。
でも、掘り終わったあとに残るのは、すっきり感ではなくて、どこか重たい気持ちでした。

書いているのに、前に進んでいる感じがしない。
「私、こんなに書いているのに、なんで変わらないんだろう」と、書くこと自体に疲れてしまったこともあります。

責める問いから、寄り添う問いへ

変わったのは、コーチングに出会って、自分への問いかけを変えてから。

前の私は、こんな問いばかり自分に投げていました。

「どうしてできなかったの?」
「何がダメだったの?」

これは、問いというより、自分を責める言葉でした。

コーチングを学んでから、同じ出来事に対して、問いをこう変えるようになりました。

「そうだったんだね」と、まず受け止める。
そのうえで、
「どうしたい?」
「本当はどう思った?」
と、自分に寄り添うように聞く。

同じ「書く」でも、自分にどんな問いを投げるかで、出てくる言葉がまったく違ったんです。

責める問いからは、反省と後悔しか出てきません。
でも、寄り添う問いからは、自分の本当の気持ちが出てきました。

「本当はどう思った?」と聞いて、出てきた本音

問いを変えてから、自分でも驚くような本音に出会ったことがあります。

ある出来事を振り返っていたとき、いつもの「なんで?」ではなく、「本当はどう思った?」と自分に聞いてみたんです。

そうしたら、出てきたのは、
「親に嫌われたくない」
という気持ちでした。

自分では、ずっと「ちゃんとしたいから」「迷惑をかけたくないから」だと思っていました。
でも本当は、その奥に「嫌われたくない」という、もっと切実な気持ちが隠れていたんです。

「なんで?」を繰り返していたときは、絶対に出てこなかった言葉です。
問いを変えるというのは、視点を変えることで、自分の本当の気持ちに出会う入り口になるんだと、このとき実感しました。

今日から、問いを1つだけ変えてみませんか

ジャーナリングをしても、すっきりしない。
そう感じているとしたら、書き方が悪いわけでも、才能がないわけでもありません。

自分に投げている問いが、責める方向を向いているだけかもしれません。

もし今夜、ノートを開く時間があったら、いつもの「なんで?」の代わりに、こう聞いてみてください。

「本当はどう思った?」

たったこれだけで、出てくる言葉が変わってきます。

私自身、この問いに何度も助けられてきました。
今回のトークイベント(11/1・東京)でも、この「問いを変える」体験を実際にやっていただく時間を作っています。
ご興味のある方は、ぜひ〈トークイベントの記事〉もあわせてご覧ください。

最近、自分に「本当はどう思った?」と聞いたのは、いつですか?

こぼねあみ

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